仲間の転職

私は今年で年齢50歳を迎える男性です。自分で言うのも変ですが有名国立大学を卒業して「一流企業」と呼ばれるところに勤めています。私の大学時代のゼミは金融関係で、そのせいか仲間の就職先は大体銀行か保険会社でした。大学を卒業して30年近くになりますが、毎年年末には同級生で忘年会をし、お互いの近況を報告します。すると、毎年のように仲間の仕事先が変わっているのです。特に銀行に就職した者は、銀行同士の吸収合併があり、卒業時にはお互いそれぞれの道を進んだのですが数十年経って同じ会社の同僚となって再開するというケースも珍しくありません。
しかし、吸収した側はよいのですが、吸収された側の人間はどうしても人事の面で先が期待できなくなってしまいます。その結果、毎日つらい思いばかりするくらいならいっそベンチャー企業にでも行って一旗揚げたいという気持ちにかられるそうです。
毎年集まる仲間のうち、卒業後の就職先に現在もとどまっている者は一人もいません。皆それぞれに人生の決断をして新たな道を切り開いています。
また今年の年末に仲間たちと会うのが楽しみです。